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知っているんだ ぼくは

きみがほんとうは 何も欲しがっちゃいないということ

手に入れたものに 興味をしめさないきみが

ほんとうは手にしたそれらを 眺めていたかっただけだってこと

 

手に入れることをやめないきみは

いつまでたっても欲しいものを手に入れられないから

 

きみのそばにいたいって ぼくは言えない

だって知っているんだ ぼくは

 

 

知っていること

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